「縫わない」「金具のない」永年設計のシームレス薄型財布 PROJECT TEN'I プロジェクト テンイ
PROJECT TEN'l とは
このたび、UNISON DEPT.の
デザイナー兼クラフトマン Hiroo Kobayashi と、
革業界外のデザイナー ヤマグチケンスケ氏 との
コラボーレーションにより、
新たな製品カテゴリーを発表いたします。
その名は「TEN' I」(テンイ)
「縫わない」「金具のない」
1ピース永年設計のシームレス薄型財布
足すことだけを考えない。 必要なことをシンプルに。
1ピース構造&ウエットフォーミングが可能にした
究極のシンプル美。
究極を求め、たどり着いたウエットフォーミング製法とビルトインで美しいフォルムに。
機能だけでなく、シンプルだけでない、
シームレスの美しいアーティスティックフォルムの
薄型財布が完成しました。
「マクアケ」にて販売開始いたしましたプロジェクトも400名を超える応援をいただきました。
応援いただきました皆様心より感謝いたします。
ありがとうございました.
ひき続きこちらのサイトでも販売いたしておりますので、ぜひご利用ください。
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「マクアケ」はクラウドファンディングと呼ばれる
応援購入サイトです。
下記のURLをタップいただくと、製品の詳しく出ているサイトにお連れいたします。
TEN'I マクアケページ
https://www.makuake.com/project/ten_
*マクアケでの販売は終了いたしました。
商品説明のみご覧ください
ポケットのなかでもかさばらない、現代志向の「薄い財布」
現金を使う機会はぐっと減ったけれど、かといって財布を持たずに出歩くのは不安な現代。財布のなかで小銭とカードが重ならない構造の「薄い財布」が主流です。「TEN'I」は必要十分なサイズのなかに、効率的に小銭、カード、お札が格納される構造になっています。
そのお気に入りは、永く愛せますか
ただ一方で、どんなに凝ったつくりの財布でも、どんなに愛着のある財布でも、いつかはサヨナラのときが来るもの。牛革自体の耐久性は一般に10年から20年と言われていますが、革製品の多くは縫製のほつれや金具の破損などでそれ以前に使えなくなってしまいます(縫製や金具を使った一般的な財布の場合、その寿命は5〜10年です)。
薄い財布。だけじゃない使い勝手
外見上の特徴は、まず薄いということ。何も入れていない状態だと、厚さは11ミリ。でも、もちろん使い勝手がベースにあっての話。縦向きに開けば小銭、カード、お札にワンアクションでアクセスできるので、会計時にもたつくことがありません。
フラップ付きのコインポケット
小銭入れが浅いので中身をひと目で確認ができ、奥の方から必要な硬貨を探してくる手間もありません。
カードは重ねて5枚収納可
*カードの出し入れ時、動画のように上へ抜くときにコインポケットがじゃまになる場合は、いったん上え引き上げた後、左方向にスライドさせると出し入れがしやすくなります。
見た目のわりにたくさん入ることもポイントの一つ。たとえばこれだけ入れても、厚さはたった18mmです。
小銭入れの裏には予備ポケット
さらに小銭入れと札入れの間に、もう一つのポケットも。レシートや割引クーポンを入れたり、予備のカードを縦に収納することができます。
TEN’Iに使用の『BULGARO / ブルガロ』について
イタリアはサンタクローチェ地区にあるLo Stivale社製。
表面がスムースでキメが細かいスタンダードなショルダー革です。
比較的硬めの革ですが、しっかりオイルが効いているので「コシはあるけど、程よくしなやか」という印象。
ギン面はキメが細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあるため、上品で味わい深い革です。
植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革ですので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
また、革をプレスしているのでさらに繊維が詰まり、コバを磨いて仕上げるのに非常に適した革となっています。
検品しているところです
ブルガロはショルダーと呼ばれる
肩から腰に掛けた部位を使っています
検品の基準は
「キズの有無」
自然素材なのでキズが全くないものはありません。
できるだけきれいなものを選びます。
「トラの入り方」
トラとは首の部位で革上部中央にある首筋(横しわ)のことで、トラ柄に似ていることからその名がつきました。
こちらも首筋がない牛はいませんのであまり大胆に見えるもの以外を選びます。
ほかに「色むら」「銀剥け」「サイズ」などをよく見ます。
今回選抜は7色
Black(ブラック)
Blue(ブルー)
Green(グリーン)
Yellow(イエロー)
Red(レッド)
Wine(ワイン)
Choco(チョコ)
検品後の画像です。
*裏まで染色された「芯通し」であることがわかります。
この状態から「漉き」を行い、
TEN’Iに向くように薄くして行きます
「ブルガロ」について、もっと詳しく
Lo Stivale / ロ・スティバーレ(イタリア)
品質と安定性に定評のあるイタリアの老舗タンナー
Conceria Lo Stivale / コンチェリア・ロ・スティバーレ
イタリアのトスカーナ州サンテクローチェで1958年の創業以来伝統的な製法で上質な革を作り続けているタンナーで
タンニン鞣し御三家の中の一社です。
イタリア植物タンニンなめし革協会に所属しており、同協会のマニフェストを遵守し、
伝統製法を守りながら上質な植物タンニン鞣し革を世界に向けて供給し続けています。
トスカーナの伝統的なバケッタ製法で製造されるLo Stivaleの革は温かみを感じるしっとりとした手触りが特徴で、
革製品として使い込むことで少しずつ艶が増し、味わい深い色に変化する経年変化を愉しんでいただける革です。
バケッタ製法とは、自然原料だけを使いじっくりと作ってゆく環境にやさしいい製法。
しかし時間と労力のかかるなめし方のため衰退して行きました。
一度途絶えてしまった1000ほど年前からあるこの古典的な手法を復活させたのが
タンニン鞣し御三家と呼ばれる「Lo Stivale」「badarassi」「Tempesti」
その中でも、ユニゾンデプトでは、素朴で温かみのある「badarassi」の革を主に使ってきましたが、
今回より、伝統製法と最新技術を組み合わせた新しい革の開発にも積極的なタンナーの「Lo Stivale」社に着目しました。
そして、「Lo Stivale」のスタンダードでクラシカルな革の品質と安定性を兼ね備えたのが「ブルガロ」です
Lo Stivaleは2015年に環境マネジメントに関する国際規格 ISO 14001 認証を取得しており、
地球環境に配慮しながら革の製造を行っています。
また、現在はLWG環境認証の取得に向けた取り組みにも着手しています。
*製品は一度浸水から成型して行く「ウエットフォーミング」にて製作しておりますので、革の表面は浸水しますと非常に傷がつきやすくなってしまうため、極力注意していても成型時に多少の傷がついてしまうことがございます。また、革は自然のものですので「個体差」があり同じものはありません。しわや血筋、トラといった自然の表情が製品ごとに存在いたします。しかしながらエイジングする革製品、、ましては長くお使いいただくうちには傷やシミなどユーザーの歴史を物語るうえでは、その個体差も意義あるものと信じております。ご理解を賜りまして、ご購入をいただけましたら幸いです。
Designer ; ヤマグチケンスケ
設計したのは元大手広告代理店のプランナーである、ヤマグチ氏。
彼云く、
この財布は、「いいものを、妥協せずに、ずっと大事に使いたい」という思いから開発しました。
現代にあったスタイルとして、広がっていけばと思っています。
とのこと。
まったく革業界の外の方で、ただものがお好き。ご自身でもよくマクアケでいろいろなジャンルの新しいものを買われているそうです。
自分が使いたい財布が世の中にない、という課題をきっかけとして革のことを独学で学び、今回のTEN'Iを考案。そしてスペシャリストとしての私どものUNISON DEPT.とのコラボレーションをご希望いただきました。
Designer&Craftsman; Hiroo Kobayashi
私(Hiroo Kobayashi)は、今までやってきた作り込むことは足して行くことが多く、最近は引いて行くことも行ってはいましたが、壁を感じることもありました。
今回ヤマグチケンスケ氏とのコラボにて、究極の引き算を目の当たりにし大いに刺激をいただきました。
その後は、このTEN'Iをどのように完成させ、商品化し、多くのお客様にご提案できるか、とても密なコミュニケーションを行ってきました。
その集大成を今回、このプロジェクトにもってこいの応援購入サイトである「マクアケ」にて発表する運びとなりました。
是非とも、UNISON DEPT.の真骨頂をお試しいただけましたら幸いです。
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